行田市 CX-30 キャリパー塗装 ダイエー自動車販売

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CX-30 キャリパー塗装

 入庫時

CX-30が入庫しました。今回はシルバーのキャリパーを赤色に塗装させていただきます。

 取り外し、ブレーキフルード抜き

まずは車体からキャリパーを外します。その後キャリパー内に残っているブレーキフルードをすべて抜き取ります。抜いておかないと後になって漏れ出てきて、塗料に付着すると塗装剥がれの原因になってしまうからです。

 キャリパー洗浄

次にキャリパーの汚れを洗浄していきます。EZブラストと呼ばれるものを使って洗浄するのですが、これは重曹を使った粉末と水を同時に噴射することでキャリパーにこびり付いた汚れを素早く落とせる優れものです。欠点は写真を見てもらうと分かる通り、そこら中に白い粉が飛び散ることと、跳ねた粉末が手や顔に当たると痛いことです。ホース内部に粉末と水が入らないようにマスキングをしてから洗浄していきます。

 マスキング

洗浄が終わったら、よく脱脂をしてマスキングを行います。細かいところのマスキングし忘れに注意して行います。
マスキングが終わり次第、写真のように順次セットして塗装準備をしていきます。

 EPプライマー塗布

再度脱脂を行い、EPプライマーを塗布していきます。これはに非常に良く密着するプライマーで、足付けをしなくても塗装がキャリパーにしっかりと密着します。逆に言えばEPプライマーの塗装が甘いと塗膜剥がれの原因に直結しますので、細かいところの塗り忘れに気を付けながら塗装していきます。

 塗装

EPプライマーを塗布して15分ほど経ったら色の塗装を始めます。基本的にはEPプライマーの時と同様、細かいところの塗り忘れに注意して塗り重ねていくのですが、赤色の塗料が他の色と比べて染まりにくい性質なので、普段よりも色が染まっているかよく確認しながら塗装していきます。
色が染まったらクリヤーを塗装します。色の時と同じく細かいところの塗り忘れに注意して塗装していきます。

 ステッカー貼り付け、クリア―塗装

クリヤーを塗装したら一度乾燥をかけてクリヤーを固めます。
お客様と事前にデザインを相談して決めたステッカーを張り付けて、再度クリヤーを塗装します。

 キャリパーコーティング施工

今回はキャリパーコーティングも同時にご依頼いただきましたので施工させていただきました。ブレーキダストがどうしても溜まってしまうブレーキキャリパー周りにコーティングを施工することで、日ごろの洗車でのメンテナンスが簡単になるのでおすすめです。当社ではボディーコーティングホイールコーティングも取り扱っておりますので、気になる方はぜひ気軽にご相談いただければと思います。

 完成

組付け後の比較写真になります。作業前と比べると存在感のある赤色が追加された事で、一段とかっこよくなりました。
今回キャリパーにコーティングを施工させていただいたので日々のメンテナンスも簡単に行えて、長く綺麗な状態を保てるかと思います。

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